恵比寿クリニック

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総合内科

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INTEMAL MEDICINE

胸が痛い

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胸の痛みで一番怖い病気は狭心症と心筋梗塞です。これらはまとめて急性冠症候群と呼ばれ、胸痛の原因としては重要な疾患群です。

急性冠症候群の特徴

前胸部を締め付けられるような痛みが出ます。症状が出るときは交感神経が興奮しているので、手足が冷たくなり、冷たい汗をどっとかきます。そして痛む場所は写真のように手のひら一枚分くらいのエリアになります。これが15分以上続けば極めて急性冠症候群らしい経過です。

合併症やリスクファクターとしては男性、肥満、喫煙、高尿酸血症、脂質異常症、親の心疾患歴等があります。それらが全くないのに前胸部が痛くなる場面では、逆流性食道炎や気胸など心臓とは違った病気を考えます。

もちろん心電図や血液検査を行わなければ心臓が原因かは分かりません。場合によっては心臓超音波やCT撮影が必要な場面もあるので、他施設へ紹介することもあります。しかし、検査の前にお話を聞かせていただき、症状の経過と、患者さん自身のリスクファクターから心臓が原因の胸痛かどうかを判断します。

医療スタッフは、救急の現場では狭心症と心筋梗塞を見逃さないように訓練されています。まずは受診いただき、診察させてください。前年度のものでも構いませんので、人間ドックや健康診断の結果をお持ちいただけると参考になります。お持ちの方はご持参ください。

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