恵比寿クリニック

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総合内科

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INTEMAL MEDICINE

肺炎

肺炎の症状

肺炎は、微生物が肺の中で増殖して炎症を起こす感染症です。細菌性、ウイルス、カビ、アレルギーなど様々な原因があります。一般的に皆さんがかかる肺炎は市中肺炎というカテゴリーに入り、抗生物質での治療を行うことが多いです。
肺炎は発熱の原因としては非常にメジャーな病気です。発熱以外の肺炎特有の症状としては、咳、痰がらみ、息苦しさ、ハアハアするなどがあります。レントゲンで肺野に影ができていれば肺炎の診断となります。

入院になる時はどんなときか

感染症は①患者さん②感染する微生物③抗生物質との相性の3つにより治りやすさが変わります。市中肺炎においてはそこまでこじれた細菌に感染することはありませんが、もともと高齢であったり、糖尿病があったり、膠原病でステロイドを内服しているなど、患者さん自身が抱えるリスクによって治療のしやすさは変わっていきます。呼吸困難感が強い場合や、抗生物質が無効の場合、ステロイドなど特殊な薬を使わなければならない場合は総合病院へご紹介し、入院になることもあります。 

新型コロナウイルス肺炎と「息苦しさ」

新型コロナウイルス感染症も肺炎をきたすことで有名です。厚生労働省の掲げる受診基準の一つに「息苦しさ」があります。こちらはコロナであれば誰しもが息苦しさを発症するわけではありません。新型コロナウイルスの感染により肺炎症状を起こした中での一症状として、患者さんが自分で判断できる受診の目安として「息苦しさ(呼吸困難感)」をあげています。
熱もなく、全身のだるさや、咳症状も何もない中で息苦しさを感じても、それはやはり肺炎によって起こるものではありません。新型コロナウイルス感染を過剰に心配しなくても大丈夫です。息苦しさが続く場合は、喘息の悪化や、気胸、心不全など他の疾患が隠れていることもあります。医療機関の受診をご検討ください。







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