恵比寿クリニック

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総合内科

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INTEMAL MEDICINE

嘔吐

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原因は色々な病気があります

胃炎、虫垂炎、腸閉塞、胆石症、膵炎など消化器の臓器をメインとした様々な原因で起こります。消化器以外の病気だと、良性発作性頭位めまい症(BPPV)、片頭痛、尿管結石、熱中症など身近な病気から、脳出血、アナフィラキシーショック、心筋梗塞など深刻な病気でも起こりえます。以前に診療した患者さんでは、妊娠のせいだと思っていたらうつ病であったということもありました。

嘔吐症の診断で大事なことは以下の3つです。

①   どんな時に吐いてしまうか
②   嘔吐以外にどんな症状があるか
③   食事や仕事など日常生活はできているか

 症状の経過はもちろんのこと、嘔吐以外にどんな症状があるかにより診断はかなり絞れます。たとえば虫垂炎では嘔吐だけ症状が出るということはなく、歩く時にみぞおちや右下腹部に響く腹痛が目立ちます。そしてだんだん発熱してきて食事がとれなくなります。

診断・治療

市販の吐き気止めなどを使用していただくのも良いと思います。しかし原因が多岐にわたるように、治療の薬も様々です。胃の壁を胃酸から守る薬、食物の消化を助けてくれる薬、胃の中のものを腸へ動かすことで胃をすっきりさせる薬、車酔いを治す薬など様々です。医師はたくさんの病気の可能性を考えて診断します。吐き気があるだけでなく、吐いてしまった時は体力も消耗すると思います。点滴をするだけでも楽になることがあります。胃炎や尿管結石などお若い方でもかかる病気もありますので、受診の上で医師へご相談ください。







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